「どうして願いが叶わないんだろう…」
そんな時に、
「それは本当の願望じゃないから」
という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
でも、叶わない願いが全部“偽物”というわけではありません。
ただ、人は時々「本当に望んでいること」ではなく、別の理由から願望を作ってしまうことがあります。
今回は、「偽の願望」とは何なのか、そしてなぜ私たちはそれを持ってしまうのかについて、わかりやすくお話しします。
偽の願望とは?
偽の願望とは、簡単に言うと、
「本心からの願いではなく、不安や他人の価値観から生まれた願い」
のことです。
例えば、
- お金持ちになりたい
- 有名になりたい
- 完璧な恋愛をしたい
- 誰よりも成功したい
こうした願い自体が悪いわけではありません。
問題なのは、
「なぜ、それを欲しいのか?」
です。
たとえば本当は、
- 安心したい
- 愛されたい
- 自由になりたい
- 自分を認めたい
という気持ちがあるのに、
「年収が高くないと価値がない」
「成功しないとダメだ」
と思い込んでしまうことがあります。
つまり、“本当の目的”を見失っている状態です。
なぜ偽の願望を持ってしまうのか?
1. 周りの価値観を受け取りすぎている
私たちは子どもの頃から、
- こうあるべき
- 普通はこうする
- 成功とはこういうもの
- 負けてはいけない
という考えをたくさん受け取っています。
すると、自分の本音よりも、
「人からどう見られるか」
を優先しやすくなります。
本当は穏やかに暮らしたいのに、
「もっと上を目指さないといけない」と焦ってしまうのです。
2. 不安を消すために願望を作ってしまう
願望の中には、
「これが叶えば不安が消えるはず」
という気持ちから生まれているものもあります。
例えば、
- 恋人ができれば幸せになれる
- お金があれば安心できる
- 成功すれば認められる
という考えです。
もちろん、それで幸せを感じることもあります。
ですが、不安を埋めるためだけの願望は、叶っても満たされないことがあります。
なぜなら、“心の不足感”がそのまま残っているからです。
3. SNSや比較の影響
今はSNSで、他人の生活が簡単に見える時代です。
キラキラした投稿を見ると、
「自分もああならなきゃ」
と思いやすくなります。
でも、その願いは本当に自分が望んでいることでしょうか?
もしかすると、
「置いていかれたくない」
「負けたくない」
という気持ちから来ているかもしれません。
比較から生まれた願望は、苦しさにつながりやすいのです。
本当の願望を見つけるには?
大切なのは、
「この願いは本音だろうか?」
と、自分に優しく聞いてみることです。
例えば、
- なぜお金が欲しいのか?
- なぜ成功したいのか?
- なぜ恋愛したいのか?
その奥を見ていくと、
- 安心したい
- 自由になりたい
- 認められたい
- 愛を感じたい
という本当の気持ちが見えてくることがあります。
すると、願望との向き合い方も変わります。
本当の願望は「自然体」に近い
本心に近い願望ほど、
「絶対に叶えなきゃ!」
という苦しさが減っていきます。
もちろん努力はします。
でも、無理に自分を偽らなくなります。
逆に、偽の願望は疲れやすいです。
なぜなら、“本当の自分ではない何か”になろうとしているからです。
まとめ|願いの奥にある感情を見つめてみよう
願望を見る時は、
「叶うかどうか」
だけではなく、
「私はなぜ、それを欲しいのだろう?」
を考えてみることが大切です。
願いの奥には、
- 安心
- 愛
- 自由
- 自己肯定感
など、本当の気持ちが隠れていることがあります。
その本音に気づけると、無理に誰かになろうとする苦しさが減り、自分らしい願いを持てるようになります。
焦って答えを出さなくても大丈夫です。
少しずつ、自分の本心を知っていけばいいのです。


