スポーツ選手が競技を始める前に、毎回同じような動作をしているのを見たことはありませんか?
深呼吸をしたり、決まった動きをしたり、心の中で言葉を唱えたり。
こうした行動は「ルーティン」と呼ばれています。
ルーティンというと、スポーツ選手だけの特別なものに感じるかもしれません。
でも実は、私たちの日常にも取り入れることができます。
そして、引き寄せの法則という視点から考えると、ルーティンは「望む方向へ自然に行動するための習慣」として活用できます。
ルーティンは心と体を整えるスイッチ
本番前に緊張するのは、アスリートだけではありません。
仕事のプレゼン、初対面の人との会話、ブログを書くこと、動画を撮影することなど、私たちも「うまくできるかな」と不安になることがあります。
そんなとき、毎回同じルーティンを行うと、「これをしたら始める」というスイッチを作ることができます。
例えば、
「深呼吸を3回する」
↓
「姿勢を整える」
↓
「まず5分だけ始める」
という流れです。
大切なのは、難しいことをする必要はないということ。
簡単な動作を毎回同じように繰り返すことがポイントです。
引き寄せで大切なのは「叶ったか」だけではない
引き寄せの法則では、「願いを叶えたい」と強く考えることに意識が向きやすくなります。
しかし、
「いつ叶うんだろう?」
「本当に叶うのかな?」
「まだ現実が変わっていない」
と考え続けていると、目の前の行動に集中しにくくなることがあります。
そこでルーティンを使います。
ルーティンを行ったら、
「結果を考えるのではなく、今できることを一つやる」
と決めておくのです。
例えば、お金を増やしたいなら「お金が入ってくるかな」と考え続けるのではなく、仕事や勉強など、今日できる小さな行動に意識を戻します。
願望を持つことと、目の前の行動に集中することを両立させるのです。
「成功する自分」を先に体験する
ルーティンのもう一つの良さは、「望む自分ならどんな行動をするだろう?」と考えられることです。
例えば、
「自信を持って仕事をしている自分なら、落ち着いて始めるだろう」
と思ったら、
深呼吸をして姿勢を整え、落ち着いて仕事を始める。
「自分の発信を楽しんでいる自分なら、完璧を求めすぎず動画を撮るだろう」
と思ったら、
「まず一本撮ってみよう」と行動する。
このように、ルーティンを使って「望んでいる自分の状態」を日常の中で少しずつ体験していきます。
無理にポジティブになる必要はない
ここで注意したいのは、ルーティンを「不安を消すための儀式」にしないことです。
不安になったら、
「不安になってはいけない」
「良い気分にならなければ」
と無理に気持ちを変えようとする必要はありません。
「今、緊張しているな」と気づいたら、そのまま深呼吸をする。
そして、
「それでも、まず一つやってみよう」
と行動に戻ります。
ルーティンは、ネガティブな感情を無理に消すものではなく、感情があっても自分の進みたい方向へ戻るためのスイッチとして使うとよいでしょう。
自分だけの「引き寄せルーティン」を作ってみよう
今日からできる簡単なルーティンを一つ作ってみましょう。
例えば、
① 深呼吸を3回する
② 姿勢を整える
③「まず5分だけやる」と言う
④ 目の前の行動を始める
これだけです。
ブログを書く前、動画を撮る前、仕事を始める前など、毎回同じように行ってみます。
続けているうちに、「この動作をしたら始める」という自分なりのスイッチができてきます。
引き寄せの法則を実践するときも、願いを考え続けるだけではなく、望む方向へ自然に行動できる自分を作ることが大切です。
アスリートがルーティンによって本番に集中するように、私たちも小さなルーティンを使って、自分の意識と行動を整えることができます。
大切なのは、特別なことをすることではありません。
「願いを思い出す → 自分を整える → 今できる一歩を踏み出す」
この流れを、毎日の習慣にしてみましょう。
小さな行動の積み重ねが、少しずつ「望む自分」に近づいていくきっかけになるかもしれません。


