「お金が欲しい」「幸せになりたい」「もっと良い人生にしたい」。
私たちは毎日のように、いろいろな願いを持っています。
でも、引き寄せの法則では、願っていることだけでなく、普段、自分がどんな言葉を心の中でつぶやいているかも大切だと考えられています。
もしかすると、あなたが何気なく言っている独り言が、知らないうちに「自分はこういう現実を生きる」という注文になっているかもしれません。
「願い」よりも普段の独り言に注目する
例えば、
「もっとお金が欲しい」
と思っていても、普段の生活では、
「お金がないな」
「また支払いか……」
「どうせ自分には無理」
「成功している人は特別なんだ」
と、何度も考えているとします。
すると、表面では「お金が欲しい」と願っていても、心の中では「私はお金がない」という考えを何度も繰り返していることになります。
引き寄せの考え方では、こうした毎日の何気ない言葉や考え方のほうが、自分の現実に影響しやすいと考えます。
セルフトークとは?
セルフトークとは、簡単に言えば、自分が自分にかけている言葉です。
声に出す必要はありません。
「また失敗した」
「私にはできない」
「なんでいつもこうなるんだろう」
「まあ、なんとかなるか」
「今日はツイてるかも」
こうした頭の中の会話もセルフトークです。
私たちは一日の中で、かなり多くの言葉を自分にかけています。
だからこそ、その言葉を少し見直してみる価値があります。
セルフトークが現実に影響する理由
「言葉を変えただけで、本当に現実が変わるの?」
と思うかもしれません。
もちろん、言葉を変えただけで、突然すべてが変わるわけではありません。
でも、自分が繰り返している言葉によって、何に注目するかや、どう行動するかは変わってきます。
例えば、
「私は運が悪い」
と思っていると、嫌な出来事ばかりが目につきやすくなります。
一方で、
「意外と助けてもらえることもあるな」
と思っていると、小さな幸運にも気づきやすくなります。
すると、気分が少し変わり、行動も変わっていきます。
その積み重ねが、結果として現実を変えていくことがあります。
無理にポジティブにしなくてもいい
ここで注意したいのが、無理やり前向きな言葉を使わなくてもいいということです。
例えば、不安なのに、
「私は絶対に大丈夫!」
と無理に言い聞かせる必要はありません。
それよりも、
「今、私は不安なんだな」
「本当は安心したいんだな」
「じゃあ、今できることは何だろう?」
と、自分の気持ちをそのまま認めてあげるほうが自然です。
ネガティブな気持ちを無理に消すのではなく、自分が普段どんな言葉を使っているのかに気づくことが大切なのです。
今日からできる簡単な方法
まず一日だけ、自分の心の中の言葉を観察してみましょう。
特に、
「どうせ……」
「無理」
「私なんて……」
「また失敗した」
などの言葉が出てきたら、「ダメだ」と責める必要はありません。
ただ、
「私は今、こういうことを考えているんだな」
と気づいてみてください。
そして、少しだけ言葉を変えてみます。
「どうせ無理」
→「まだ方法が分からないだけかもしれない」
「お金がない」
→「今はお金を増やす方法を探している途中」
「私にはできない」
→「小さくならできるかもしれない」
このくらいの変化で十分です。
あなたの独り言を「願いの方向」に整える
引き寄せの法則を実践するなら、「何を願うか」だけではなく、普段、自分がどんな言葉を使っているのかにも目を向けてみましょう。
独り言は、自分自身に毎日かけている言葉です。
だからこそ、その言葉が「自分はどういう人間なのか」「どんな現実が普通なのか」という考え方につながっていきます。
今日から少しだけ、自分の心の中の会話を聞いてみる。
それだけでも、自分の考え方や行動を見直すきっかけになるかもしれません。
「私は普段、自分にどんな言葉をかけているだろう?」
まずは、この質問から始めてみましょう。


