「引き寄せの法則は、自分の内側にあるものを引き寄せている」
もし、これが本当だとしたら、今の自分にないものを引き寄せるには、どうすればよいのでしょうか?
お金がない人は、お金を引き寄せられないのでしょうか。自信がない人は、自信を持てるようにならないのでしょうか。
そんな疑問を解くための手がかりが、私たちの内側にある「感情」です。
今回は、引き寄せの法則と内面の関係を考えながら、望む現実に近づくための方法をわかりやすく解説します。
1.引き寄せの法則は自分の内側にあるものを引き寄せる?
まず、自分の内側にあるものとは何でしょうか?
それは、今持っているお金や、現在の人間関係、身につけている能力だけではありません。
例えば、お金を引き寄せたい人がいるとします。
今は十分なお金がなくても、心の中には「お金があれば安心できる」「自由な生活を送りたい」といった思いがあるかもしれません。
反対に、「自分にはお金を稼ぐ能力がない」「お金を稼ぐのは難しい」という考えを持っていることもあります。
つまり、現実にはまだ存在していないものでも、それに対する願いや考え、感情は、すでに自分の内側に存在しているのです。
引き寄せの法則では、こうした内面の状態が現実に影響すると考えます。
心理的な面から見ても、考え方や感情は、物事の見方や行動に影響します。
「自分には無理だ」と思えば、チャンスがあっても行動できないかもしれません。
一方、「自分にもできることがあるかもしれない」と思えば、新しい方法を調べたり、挑戦したりできる可能性があります。
内面の変化は、現実を変えるための行動にもつながるのです。
ただし、考え方や感情だけで、望む出来事が必ず起こると科学的に証明されているわけではありません。
2.自分の内側にないものを引き寄せるには?
では、今の自分にないものを引き寄せるには、どうすればよいのでしょうか?
大切なのは、最初から望むものを持っている自分になろうとしないことです。
例えば、自信がない人が、無理に「私は自信に満ちあふれている」と思い込もうとしても、心がついてこないことがあります。
そんなときは、「今は自信がないけれど、少しずつ変わっていけるかもしれない」と考えてみましょう。
この言葉なら、今の自分を否定せず、未来の可能性も残せます。
お金が欲しい場合も同じです。
今、お金に余裕がなくても、これから収入を増やす方法を見つけられるかもしれません。
今の自分にないものを、無理にあると思い込む必要はないのです。
まだ持っていないものを望んでもいい。そして、それを手に入れる可能性を少しずつ受け入れていけばいいのです。
3.感情は引き寄せたいものを知る手がかりになる
自分の内側を知るために役立つのが、感情です。
特に、ワクワク、不安、安心という3つの感情に注目してみましょう。
ワクワクする感情
自由な生活を想像するとワクワクするなら、あなたが本当に求めているのは、自由に使える時間や、自分で人生を選べる感覚なのかもしれません。
お金そのものだけでなく、その先にある望みに気づけることがあります。
不安や抵抗を感じる感情
お金を稼ぎたいのに、不安を感じる場合は、「自分には稼ぐ能力がない」「失敗したらどうしよう」といった考えが隠れているかもしれません。
そんなときは、不安を無理に消すのではなく、「私は何を怖がっているのだろう?」と自分に問いかけてみましょう。
自分の中にある思い込みに気づくきっかけになります。
安心する感情
豊かな生活を想像したとき、安心するなら、本当に求めているのは、お金そのものよりも、お金の心配をせずに暮らせる安心感なのかもしれません。
感情は、自分が本当に求めているものや、心の中にある思い込みを知るための手がかりになります。
ただし、特定の感情を抱けば願いが必ず叶うというわけではありません。感情を自分自身への理解に役立てることが大切です。
4.引き寄せたい感情を今の生活で味わう方法
では、具体的に何をすればよいのでしょうか?
ここでは、今日からできる4つのステップを紹介します。
ステップ1:引き寄せたいものを一つ決める
例えば、「お金に余裕のある生活を送りたい」と決めます。
ステップ2:それが手に入ったら、どんな気持ちになるか考える
「安心したい」「自由になりたい」「自信を持ちたい」など、思い浮かんだ感情を大切にします。
ステップ3:今、その感情を少しだけ味わう
安心感を求めているなら、好きな飲み物をゆっくり飲む、部屋を片づけるなど、心が落ち着く時間を作ってみましょう。
今の生活に不満があっても、安心できる瞬間を持つことはできます。
これは、現状に満足しなければいけないという意味ではありません。
ステップ4:望む未来につながる行動を一つする
お金に余裕のある生活を望むなら、家計を見直す、収入を増やす方法を調べるなど、できることを一つ試してみます。
感情を整えることと、現実を変えるために行動すること。その両方を大切にしましょう。
5.引き寄せでは感情だけでなく、自分の前提も大切
私たちは、知らないうちに「これは無理」「自分にはできない」と決めつけていることがあります。
こうした、自分が当たり前だと思っている考え方も、行動に影響します。
例えば、「お金を稼ぐのは難しい」と考えている人は、新しいことに挑戦する前から諦めてしまうかもしれません。
一方、「今は難しくても、方法はあるかもしれない」と考えれば、調べたり、試したりする余地が生まれます。
ここで、感情が手がかりになります。
不安を感じたら、「自分は何を信じているのだろう?」
ワクワクしたら、「自分は本当は何を望んでいるのだろう?」
安心したら、「何があると、自分は安心できるのだろう?」
このように自分の内面を観察すると、今まで気づかなかった考え方が見えてくることがあります。
無理に思い込みを変えようとする必要はありません。まずは気づくことから始めてみましょう。
まとめ:感情を手がかりに、望む未来への一歩を踏み出そう
引き寄せの法則は、自分の内側にあるものを引き寄せるという考え方があります。
しかし、それは今持っていないものを望んではいけない、という意味ではありません。
大切なのは、望むものの奥にある、本当の願いに気づくことです。
お金が欲しいのは、安心して暮らしたいからかもしれません。
自由になりたいのは、自分らしく生きたいからかもしれません。
その願いの奥にある感情を知ることで、自分が本当に大切にしているものが見えてきます。
そして、その感情を今の生活の中でも少しずつ味わいながら、望む未来につながる行動をしていきましょう。
最初から、理想の自分になっている必要はありません。
今の自分の気持ちを認めながら、少しずつ可能性を広げていけばよいのです。
最後に、あなた自身に問いかけてみてください。
「私が本当に引き寄せたいものは何だろう? それを手に入れたら、どんな気持ちになりたいのだろう?」
この問いが、自分の内側を知り、望む未来への一歩を見つけるきっかけになるかもしれません。


