引き寄せの法則を実践しているのに、なかなか願いが叶わない。幸せになりたいと願っているのに、なぜか苦しい状況を繰り返してしまう。
そんな経験はありませんか?
その原因の一つとして考えられるのが、本人も気づいていない心の奥の考え方です。
もしかすると、幸せになりたいと思いながらも、無意識のうちに今の苦しい状況を維持しようとしているのかもしれません。
今回は、引き寄せがうまくいかない原因と、潜在意識の中にある不幸を繰り返してしまう心理について解説します。
1.人は無意識に不幸な状態を繰り返すことがある
私たちは、頭で考えていることと、実際に取る行動が一致しないことがあります。
例えば、お金持ちになりたいのに、お金を得るチャンスが訪れると怖くなってしまう。
幸せな恋愛を望んでいるのに、自分を大切にしてくれない相手ばかり選んでしまう。
成功したいと思っているのに、うまくいきそうになると自分から諦めてしまう。
このような行動には、さまざまな理由が考えられます。
失敗することへの恐れや自信のなさ、過去の経験などが影響している可能性もあります。
つまり、本人は幸せを望んでいても、心の奥では変化を怖がっている場合があるのです。
ただし、こうした行動を取る人が、本当に不幸を望んでいるとは限りません。
不幸になりたいのではなく、幸せになることへの不安が、無意識の行動に影響しているのかもしれません。
2.なぜ幸せになりたいのに不幸を繰り返すのか?
では、なぜ自分にとって望ましくない状況を繰り返してしまうのでしょうか。
主に、次のような理由が考えられます。
不幸な状態が当たり前になっている
例えば、子どもの頃から「人生は苦労するもの」「自分は愛されない」と感じてきた人がいるとします。
その人にとって、苦しい状況はつらいものですが、同時に慣れ親しんだものでもあります。
反対に、何も心配せず幸せに暮らすことは、経験が少ないため、落ち着かないと感じるかもしれません。
その結果、幸せになるチャンスが訪れても、無意識に慣れた状態へ戻ろうとすることがあります。
幸せになることに抵抗がある
「自分だけ幸せになってはいけない」
「楽をしてお金を得るのは悪いことだ」
「幸せになるには苦労しなければならない」
このような考えを持っていると、幸せを望んでいても、自分が幸せになることを素直に受け入れられない場合があります。
そのため、豊かになるチャンスを避けたり、必要以上に苦労する道を選んだりすることがあるのです。
不幸な状態でいることで何かを守っている
不幸な状態を維持することで、無意識に何かを守ろうとしている場合もあります。
例えば、成功しなければ、失敗することへの恐怖を味わわずに済むかもしれません。
現状を変えなければ、新しい責任を負う必要もありません。
このように、本人が気づいていない理由によって、変化を避けている可能性があります。
3.引き寄せの法則と潜在意識の関係
引き寄せの法則では、普段の思考や感情、物事に対する観念が、現実との関わり方に影響すると考えます。
例えば、頭では「お金持ちになりたい」と思っていても、心の奥では「お金を持つと人間関係が悪くなる」と信じていたら、どうでしょうか。
お金を得るチャンスがあっても、不安を感じて避けてしまうかもしれません。
つまり、表面的な願望と、心の奥にある考えが一致していない可能性があるのです。
引き寄せがうまくいかないと感じたときは、単に願う気持ちが足りないと考えるのではなく、自分が心の奥で何を当たり前だと思っているのかを見つめてみることも大切です。
ただし、潜在意識が現実のすべてを決めているわけではありません。思考だけで出来事が決まると科学的に証明されているわけでもありません。
現実には、環境や偶然、他人の行動など、自分ではコントロールできない要素もあります。
うまくいかないことを、すべて自分の心のせいにする必要はありません。
4.潜在意識にある抵抗に気づく方法
もし、自分も無意識に幸せを遠ざけているのではないかと感じたら、次の質問を自分に投げかけてみてください。
- 本当に幸せになったら、何が変わるだろう?
- 幸せになることで、失うと感じているものはあるだろうか?
- お金持ちになったり、成功したりすることに抵抗はないだろうか?
- 今の苦しい状況には、自分にとってどんな意味があるのだろうか?
例えば、「成功したら周囲から嫉妬されるかもしれない」という考えが浮かんだとします。
その場合、成功を望んでいないのではなく、成功した後の人間関係を心配している可能性があります。
そのことに気づけば、「成功しても、周囲との関係を大切にすることはできる」と考える余地が生まれます。
大切なのは、無理にポジティブな考え方に変えることではありません。
まずは自分の本音に気づき、ほかの選択肢もあると知ることです。
5.不幸を求めているのではなく、変化を恐れているのかもしれない
ここまで考えてきたように、不幸な状況を繰り返す人が、必ずしも不幸そのものを求めているとは限りません。
慣れ親しんだ状態から離れることに、不安を感じている可能性があります。
お金持ちになりたいけれど、新しいことに挑戦するのは怖い。
幸せな恋愛をしたいけれど、相手を信頼するのは怖い。
自由に生きたいけれど、周囲からどう思われるかが気になる。
このような場合、必要なのは自分を責めることではなく、何に不安を感じているのかを理解することです。
そして、いきなり大きく変わろうとするのではなく、安心できる範囲で小さな行動を始めてみましょう。
新しい行動を少しずつ経験することで、変化に対する不安が和らぐこともあります。
まとめ:引き寄せを変える第一歩は、自分の本音を知ること
引き寄せがうまくいかない原因の一つとして、心の奥にある考えと、表面的な願望が一致していない可能性が考えられます。
幸せになりたいと思いながらも、無意識に変化を恐れたり、今の状態を維持しようとしたりすることがあるからです。
しかし、それは自分が不幸を望んでいるという意味ではありません。
もしかすると、心の奥では何かを失うことを恐れているのかもしれません。
だからこそ、願いが叶わない自分を責めるのではなく、自分の中にある不安や抵抗に目を向けてみましょう。
本当に不幸を求めているのか。それとも、不幸な状態でいることで何かを守ろうとしているのか。
この違いに気づくことが、自分の考え方や行動を見直すきっかけになるかもしれません。
無理に自分を変えようとしなくても大丈夫です。
まずは自分の本音を知り、少しずつ安心できる方向へ進んでいきましょう。


