引き寄せの法則を学んでいると、
必ずと言っていいほど出てくる言葉があります。
それが
「願いは、既にある」
という表現です。
この言葉を聞いて、
「え? でも現実にはないんだけど…」
「あるって思えない自分はダメなの?」
と、モヤっとした経験はありませんか?
今回は、この「既にある」という言葉の本当の意味を、
できるだけ簡単に、わかりやすくお話しします。
「既にある」は、目の前に物があるという意味ではない
まず最初に、ここが一番大事なポイントです。
「既にある」とは、
- お金がもう口座に入っている
- 理想の仕事がもう決まっている
- パートナーがもう隣にいる
という意味ではありません。
もしそうだとしたら、
多くの人が「そんなわけない」と思ってしまいますよね。
引き寄せの法則で言う「既にある」は、
物理的な結果の話ではないのです。
引き寄せは「結果」より先に「原因」がある
引き寄せの法則の考え方は、とてもシンプルです。
現実(結果)の前に、必ず原因がある。
その原因とは、
- 普段どんな考え方をしているか
- どんな感情で過ごしているか
- 自分をどんな人だと思っているか
といった、自分の内側の状態です。
つまり、
現実は、内側の状態のあとから形になる
という順番です。
「既にある」とは、
願いを叶えるための内側の状態は、今この瞬間から持てる
という意味なのです。
願いが叶ったときの「感覚」は先に感じられる
たとえば、願いが叶ったときの自分を想像してみてください。
おそらく、
- ホッと安心している
- 肩の力が抜けている
- 「大丈夫だ」と感じている
こんな感覚になるはずです。
引き寄せの法則では、
この感覚を「あと」ではなく「先」に感じていい
と考えます。
「条件がそろったら安心する」ではなく、
「先に安心するから、条件がそろってくる」。
この意味で、
- 安心
- 満足感
- 幸せな気分
は、すでに自分の中に「ある」
と言われるのです。
「既にある」は「足りない前提」をやめるための言葉
私たちは普段、無意識にこんなことを考えがちです。
- まだ足りない
- もっと〇〇にならないと
- 叶っていない自分はダメ
でも、この「足りない」という前提でいると、
心も行動も、ずっと「足りない状態」を続けようとします。
「既にある」という言葉は、
不足を前提にする思考から一度降りるための合言葉
とも言えます。
「もう十分あるかもしれない」
そう考えるだけで、心が少し緩みますよね。
無理に信じなくていい。「小さな既にある」を見る
ここで大切なのは、
無理に信じようとしないことです。
「既にあるって思えない自分」を責める必要はありません。
おすすめなのは、こんな視点です。
- 今、少しでも安心できているところは?
- もう満たされている部分は?
- 当たり前すぎて見逃しているものは?
大きな願いでなくていいのです。
今日ちゃんと眠れたこと
温かい飲み物を飲めたこと
話を聞いてくれる人がいること
こうした**小さな「既にある」**に気づくことで、
内側の前提が少しずつ変わっていきます。
まとめ:本当の「既にある」とは
引き寄せの法則で言われる「既にある」とは、
- 物がもう完成しているという意味ではない
- 願いを生む内側の状態は、今から持てるということ
- 「足りない前提」を手放すための考え方
です。
「まだ叶っていない」からダメなのではありません。
今どんな気分でいるかが、次の現実をつくっていきます。
だからこそ、
今この瞬間にある「小さな安心」や「満たされている感覚」を、
大切にしてみてください。
それが、引き寄せの法則で言われる
本当の意味での「既にある」なのです。


