「引き寄せの法則を実践するなら、争いごとやネガティブなニュースは見ないほうがいいの?」
引き寄せに興味がある人なら、一度は気になるのではないでしょうか。
結論からいうと、争いや不安をあおるようなコンテンツを見ないようにすることは、引き寄せを実践するうえで役立つことがあります。
ただし、「ネガティブなものを見たら、悪い現実を引き寄せてしまう」という意味ではありません。
大切なのは、見た情報によって、自分の気分や考え方がどのように変化するかです。
ネガティブな情報を見続けると心にどんな影響がある?
SNSやニュースには、事故、犯罪、炎上、批判、争いなど、強い感情を起こしやすい情報がたくさんあります。
こうした情報は、私たちの注意を引きやすいため、つい何度も見てしまいます。
そして、見ているうちに「怖い」「腹が立つ」「世の中は大変だ」と感じることがあります。
さらに、一度見た情報が頭から離れず、その後も何度も思い出してしまうことがあります。
すると、実際には自分の身の回りで何も起きていないのに、気分だけが重くなってしまうことがあります。
つまり、情報を見ている時間だけではなく、その後の気分や考えている時間にも影響するのです。
引き寄せでは「何を見たか」より「どう感じているか」が大切
引き寄せでは、「自分が何に意識を向けているか」が重要だと考えます。
たとえば、朝から誰かの悪口や争いを見て、イライラしたまま一日を過ごすのと、心が落ち着く情報を見て穏やかに一日を始めるのでは、行動や物事の受け取り方も変わってきます。
気分が落ち着いていると、周りの人に優しく接しやすくなったり、新しいことに目を向けやすくなったりします。
反対に、不安や怒りが強いと、普段なら気にならないことまで悪く感じてしまうことがあります。
このように考えると、ネガティブな情報を減らすことは、「悪いものを引き寄せないため」というより、自分の気分や意識を整えるために意味があるといえます。
ネガティブな情報を完全に避ける必要はない
ここで注意したいのが、「ネガティブなものを一切見てはいけない」と考えないことです。
ニュースを見ることも、社会で起きている問題を知ることも必要です。
また、嫌な気分になったからといって、「こんな気持ちでは引き寄せができない」と自分を責める必要もありません。
人間なら、怒ったり、不安になったり、落ち込んだりすることは自然なことです。
むしろ、ネガティブな感情を無理に消そうとすると、「こんなことを考えてはいけない」と自分の感情を押さえ込むことになってしまいます。
大切なのは、ネガティブな感情を感じたときに、
「今、私は不安になっているな」
「この情報を見て、気分が重くなったな」
と気づくことです。
そして、必要以上にその情報を追いかけないようにします。
「見ない」より「選ぶ」という考え方
おすすめなのは、ネガティブな情報をすべて禁止するのではなく、自分が見る情報を選ぶことです。
SNSを見ていて、毎回イライラするアカウントがあるなら、少し距離を置いてみる。
何度も不安になるニュースを繰り返し見るのではなく、必要な情報だけ確認する。
その代わりに、見たあとに気分が軽くなるものや、前向きな気持ちになれるものを取り入れてみる。
こうすることで、自分の時間と意識を大切にできます。
今日からできる「情報の見直し」
まず一日だけ、自分が普段見ているSNSや動画、ニュースを意識してみましょう。
そして、それぞれについて、
「これを見たあと、私はどんな気分になっている?」
と確認してみてください。
気分が重くなるものが多いなら、全部やめる必要はありません。
まずは一つだけ、見る時間を減らしてみましょう。
そして、その時間に、好きな音楽を聴く、散歩する、楽しい動画を見る、読みたい本を読むなど、気分が少し良くなることを入れてみます。
まとめ
引き寄せの法則において、争いやネガティブなコンテンツを見ないことは、それだけで特別な効果を生み出すものではありません。
しかし、ネガティブな情報を見続けることで不安や怒りが強くなれば、普段の考え方や行動にも影響する可能性があります。
だからこそ、
「何を見れば悪いものを引き寄せないか」ではなく、「何を見れば自分が心地よく過ごせるか」
という視点を持ってみましょう。
引き寄せを実践することは、ネガティブな感情をなくすことではありません。
自分の気分に気づき、自分にとって心地よい方向へ少しずつ意識を戻していく。
その積み重ねが、毎日の過ごし方や行動を変えるきっかけになっていきます。


